要約
目を覚ますと小説の世界に迷い込んでいた私は、乳母役の「マリ」になっていた。 それも…自分がお世話をすることになる「ブリエル」を殺す役として…!? 「私がいなくなったらブリエルはどうなってしまうのだろうか… まさか殺されてしまうのかしら…?」 「そうよ、私がこの世界に迷い込んだのはブリエルを助けるためなのかもしれない。」 ブリエルも健やかに育ち、ここでの生活にも慣れてきたのだが…ブリエルの叔父がどうしても気になって仕方がない!? 原作では黒幕だったのにどうしてこんなに優しいのかしら? 「兄さん、会いたいです。私の育児は正しいものなのでしょうか?」 甥っ子の幸せだけを願う叔父「ケントライル」と共に過ごす育児日記。 この日記は「ブリエルが幸せになりました」という終わりを迎えることができるのだろうか? それに…一体誰が「マリ」にブリエルを殺せと指示したのだろうか?